武道館、の巻
こんばんは。
眼鏡です。
パソコンが冷たすぎて、指が死んでいます。
今回は初めて優くんのライブへ行った時のお話をしようかと思います。
初めて行ったライブは2013年、YOU CAN BREAK THE SILENCE IN BUDOKAN
そう、優くんにとっても初めての武道館単独公演の時です。
それまで人生で1回もライブには行ったことがなく、優くんのライブツアー情報が出ても「いいなぁ、行きたいけどお金もないしなぁ」と思っていました。
それも当然。当時の私は中学生。アルバイトなんてしてません。
親に出してもらおうかとも思いましたが、
- 家族の中で優くんのファンは私1人だけ。
- 好きなアーティストに関することは自分のお金で出したい。
という考えを持っていたため、コツコツとお金を貯める日々を送っていました。
毎月もらえるお小遣いを貯金箱に入れていました。今考えると「貯金箱」という単語が出てきただけで健気さが倍増して、ドラマ化できるんじゃないでしょうか。
そんなこんなでやっとのこと溜まった貯金。
チケット代、新幹線代。
さすがについてきてくれる親の新幹線代までは出せませんでしたが、親の分のチケット代まで出せるくらいまで溜まっていました。
意を決して応募した武道館ライブ。運良く当たり浮かれていました。
遠征組に大切な「アレ」をやっていなかったのです…
そしてライブ当日。
ドキドキしながら地下鉄に乗り武道館へ向かいます。武道館へ行った方ならわかると思いますが、まず出口で焦らされます。
どんだけエスカレーター乗らせんねん。
想像より乗せられます。焦らす、焦らす。ドキドキしている私の心を弄んでいるかのようです。
いざ外へ出てみると、
わぁぁぁああ!!……あ?
当時は工事中でした。見えているといえば見えているものの、なんか中途半端な見え方なので、リアクションも中途半端になってしまいました。
微妙な始まりになってしまいましたが、そこはライブ。
グッズ列から入場後までドキドキしていました。
始まるライブ。
決して近いとはいえない席ではあったものの、視界には邪魔するものもなくステージのど真ん中。初めてにしてはいい席なのでは…と自惚れるほどでした。
優くんが登場した瞬間「高橋優は存在した…」と思うほど感動しました。とりあえずモニターに映る優くんのデコルテの美しさを確認し、拝んでおきました。
めんどくせぇ
初の武道館でそう叫んだ優くんに感動しっぱなしで涙が出そうでした。しかし「ここで泣いてしまったら歪んだ優くんしか記憶に残らない」と考えた私は、涙を精一杯我慢しました。絶対優くん側から見たらガマガエルがいるんじゃないかと思われてそうです。
そして今じゃ恒例の泣ぐ子はいねがの練習。
高「こっから(真ん中)左右に分かれて練習しよう!」
私「!?」
上の階ではあるものの、ちょうど真ん中の席の私。真っ二つになって両方の練習に加わろうかとも思いましたが、アメーバでもない私には困難なことでした。
2つに別れるのは諦め、母と同じエリアで練習することにしました。
いろんなバージョンの「泣ぐ子はいねが」の練習をする優くん。とっても可愛い。なぜこの可愛い優くんをDVDに入れなかったのかレコード会社に問い合わせをしたいくらいでした。
福笑いではサビの部分で噴射された色とりどりの銀テープ。左から右へのグラデーションで息をのむほど美しかったです。
席の関係で取られませんでしたが、上から見る銀テープが落ちていく映像は一生忘れられません。
あっという間に2時間ほどが経ち、最後の曲へ。
当時色々あった私が助けられていた「駱駝」を披露。私は嬉しすぎて「やっべ…やっべ…」しか口から出てきませんでした。
しかし少し前の文を思い出してください。そう遠征組に必要不可欠な「アレ」が登場します。
「アレ」とは…
「ホテルの手配」です。遠征組は新幹線や高速バスなどでやって来るため、どうしても最後まで居たいという方は必ずと言ってもいいほどホテルの手配をしておくのです。
ここがライブ初心者。ホテルの手配まで考えていなかったため、優くんが歌い始めたと同時に、横からツンツン。
母の(帰るぞ)というサインが出てしまいました。
ギリギリまで居ようとしましたが、やはり新幹線の時間は待ってくれない。
母に引きずられるように武道館を後にしました。その時ほど「死にたい」と思ったことはないと思います。
と、こんな感じで初めてのライブを終えました。
話したいことはもっとたくさんありますが、これ以上話すときっと皆さん疲れて、PCやスマホ画面を割りかねないのでやめておきます。
この初めてのライブのことは一生忘れないでしょう。
あの時感じたドキドキも、優くんやファンの皆さんの笑顔など忘れらないです。
嫌なことがあったらこれを思い出して乗り越えられます。
では、へばまんんつ